年賀状

個人情報が厳しくなったから
担当している生徒から
年賀状が来ることはなくなった


それでも時々
センセイ住所教えてもらっていいですか
そう聞かれるとうれしくなる


今年もそんな年賀状が届いて
けれどもなまけものの僕は
頭の片隅で気にしながらも
新学期になって
本人と会ってしまって
なんだか気まずかったりする


今日は朝から
特段の予定もなく
本当は採点しなくてはいけないのけれど
それは知らないふりをして
びんせんと封筒を用意して
ごくシンプルに返事を書いた


これほどパソコンが好きで
これほどほとんどの仕事を
パソコンで完結しているはずなのに
手書きの手紙を書いたりすると
なんだかうれしくなり
しけじけと眺め
ひとりにやにやする


こういうシンプルな縦書きの便せんには
やはりシンプルな白い封筒がふさわしく
記念切手など不釣り合いで
普通に売っている80円切手が
いちばんしっくりとくる


手作業で出来ることは
かなり限られてくるけれども
手作業で出来ることくらいが
本当の自分の処理能力なのかなと
ふと思いながら
来年の年賀状は
どうせたいした枚数でもないのだから
手書きで書いてもいいんじゃないかなと
毎年のように思いながら
三連休もきっと怠けて過ごすのだろうと
ぼんやりパソコンに向かう朝

あら

いつもは夕食がすむと
そそくさと書斎にいくのだけど
まあ新学期も始まったことだし
そんなにパソコンばかりみているのも
疲れるから
珍しくリビングで過ごす


市立図書館で 
つげ義春のマンガを借りてきたから
それを読んでいると
あら
それマンガなの
めずらしいわね
そう妻が言う


そうだよ
父さん
なんとか事件とかいうの
読んでるんだよ
小学生の次女が
なんだかうれしそうに言う


だからニヤニヤしてたの
そんなニヤニヤしてたか
してたしてた ねえ母さん


読み終えてしまったから
今度の休みには
新しいのを借りてこよう

やわらかな質問

昨日は「気持ち」について質問しました。
エコはエゴ、と思っているのに、
リサイクルで封筒を作ったら、とてもうれしかったので、
その気持ちの訳を尋ねたのでした。

http://q.hatena.ne.jp/1231319877

こういうタイプの質問は
「やわらかな質問」だと思います。

たとえば、誰しも
「遠足の前の日は早く目が覚める」
「失敗してはいけないと思うと失敗する」
「なぜか信号にひっかかってばかり」

このようなことに対して、
そういうことあるよ とか
それはこうじゃないかな とか
そういう話もあってもいいと思うのです。

昨夜は大変早く回答が集まりました。
初めて出会う人も多かったです。
ありがとうございました。

100の手紙

数日前の注目で、
100コのブログを書いた人の話を読みました。

http://anond.hatelabo.jp/20090104095032

ブログで副収入が得られるなんて
全然知らなかったし、もし本当なら
やってみたいと少しだけ思いました。


それから何日かが過ぎました。
今思っていることは、
やっぱり自分には無理だから、
やめておこう、ということです。


でもその代わり、
もし出来ることなら、
1日1つ手紙を書いてみようと思いました。
幸い50枚ほど、親しい人から年賀状をいただきました。


その人の顔を浮かべながら
ダイソーで買った縦書きの便せんに
ダイソーで買ったボールペンで書いてみた方が
今の自分にはあっているような気がしました。

議論の楽しさ

先日、はてなで、タイムマシンカフェをしました。
詳細はこちらです。

http://q.hatena.ne.jp/1230928122

このカプセルの中身は意外にも、
具体的な店名はありませんでした。


ボクはこの質問を通して、
ふたつのことを学ぶことが出来ました。


◎ 8年前と今との検索の考え方の違い
◎ 議論することの大切さ


ふたつ目は、ポイントの配分について、
いろいろなはてなユーザーの方が、
いろいろな視点で話をしていることです。

「話し合いがすべて」とは思ってはおりません。
しかし、話し合ってみれば、
物事は案外うまくいく、そんなことを感じました。

ブログで生活

ブログをたくさん書いたら
働かなくてもたくさんお金が入るようになった、
そういう記事を読んだ。

本当にそうなのかもしれないし、
そうだったら少しうらやましい気もする。

前にも質問したけれど、
ボクはテレビ局に直接お金は払っていない。
でもただで歌も聴かせてくれれば、
ドラマも映画も見せてくれる。
あれは「魔法の箱」なのだろうか。

その仕組みとどこか根っこでつながるのが、
ブログを書いて生活することだと思う。
有名人でないのに、
たくさんの人が読みたくなるブログとは
いったいどのようなものなのだろう。

ファクシミリ

テレビはつかれてしまうので
いつもラジオを聞いています。

特にどの局と言うこともなく、ベッドに横になりながら
ぼんやりと聞くのが至福の時間です。

NHKはFAXのことを
ファクシミリ」と呼ぶことが多いような気がします。
視聴者参加の時など、このように話します。

調べてみれば、聞いてみれば、おそらくすぐに
分かることだと思います。
でも調べません。この知りたい気分がよいのです。


はてなにもどり、
しばらく時間が過ぎました。

やはりはてなは不思議な空間だと思います。


ブログという言葉は苦手です。
また正直なところ、特別誰かの私生活に関心はありません。
自分の暮らしで精一杯です。
また自分のことを誰かに話すのも苦手です。
いやなことがあった日も家族には話しませんでした。
そういう子どもでした。


ここには、
はてなに関することのみ書いていきます。
もちろんやや飛躍するかもしれませんが。

だからこれはボクにとっては
ブログではなく、「はてなダイアリー」だと思っています。
ファクシミリ」と呼ぶように。